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日別アーカイブ: 2025年6月18日

嶋田工務店のよもやま話~part13~

皆さんこんにちは!

株式会社嶋田工務店、更新担当の中西です。

 

リフォーム工事を成功に導く鍵は「完成後のイメージ共有」です。ところが、従来の2D図面では「想像と違った」という失敗が後を絶ちません。そこで今、業界で急速に注目を集めているのが3D図面です。

これは単なる視覚補助ではなく、「施主と設計者、施工者との信頼を結ぶコミュニケーションツール」としても重要な役割を担っています。


3D図面とは?:未来の家を“今”見る技術

3D図面とは、パソコンやタブレットを使って、空間を立体的に表示する建築ビジュアライゼーションの一種です。これにより、リフォーム後の住宅を360度の視点で確認でき、壁の色・天井の高さ・光の入り方・家具の配置など、実際の生活シーンに即した視覚体験が可能になります。


なぜ今、3D図面がこれほど注目されているのか?

1. 施主の理解力が飛躍的に向上

平面図では伝わりにくい空間の広がりや奥行き感を、3Dで直感的に把握できるため、施主の不安が減り、満足度が向上します。

2. 変更や比較が簡単に

「壁紙を変えたらどう見える?」「キッチンを対面型にすると?」といったシミュレーションがその場ででき、プラン比較が圧倒的にスムーズになります。

3. VR(バーチャルリアリティ)との融合

VRゴーグルを使えば、仮想空間の中で実際にリフォーム後の家を歩いて体験可能。まさに「未来の家をリアルに体験」できるのです。


導入事例:こんなふうに役立つ!

ケース1:間取り変更の不安を解消

2DKから1LDKに変更する際、家具の配置や生活動線が心配だった施主が、3D図面で事前確認することで安心してプラン決定。

ケース2:内装のデザイン確認

クロスや床材の色味を3パターン作成し、家族全員で選定。結果、全員が納得の仕上がりに。


今後の展望:AI × 3Dで進化する設計の未来

今後は、AIによって生活スタイルや趣味嗜好を分析し、自動で最適な間取りや内装を3D化する技術も登場しています。設計の民主化が進み、施主自身がデザイナーとしてリフォームに参加できる時代がやってきます。


リフォーム成功のカギは“可視化”にあり

3D図面は、感覚的だった「理想の家」を、現実的かつ具体的に見せてくれる頼もしい味方です。リフォームにおける失敗や後悔を防ぎ、理想に限りなく近い空間づくりを実現します。

 

次回もお楽しみに!

 

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