ブログ|株式会社嶋田工務店

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嶋田工務店のよもやま話~part17~

皆さんこんにちは!

株式会社嶋田工務店、更新担当の中西です。

 

さて今回は

~“後悔しない”優先順位のつけ方7か条~

「どこから手をつければいいの?」——築年数が20年を超えると、家は“見えないところ”から差が出ます。今回は、現場経験にもとづく優先順位の考え方を7つに整理。限られた予算でも満足度を最大化するコツをお伝えします。

1️⃣ 安全・耐久を最優先(屋根・外壁・防水)️

雨漏りは下地腐朽→断熱低下→カビへと連鎖。小さなひび割れも放置NGです。

  • 点検:屋根の割れ・浮き、ベランダ防水の膨れ、シーリングの痩せ

  • 対応:部分補修〜塗装/葺き替え・重ね張りの比較検討

2️⃣ 水道・配管のリスクを棚卸し(給排水)

配管は劣化が壁の内側で進行します。水圧の変化・床の軋み・湿気臭はサイン。

  • 点検:床下・PS(パイプスペース)・トラップ回り

  • 対応:配管更新は内装工事と同時に。二度手間を回避

3️⃣ 断熱・窓リフォームで快適&省エネ❄️

体感は窓から変わる。内窓・断熱ガラス・気流止めで、冷暖房効率UP。

  • 併せ技:すき間風対策+カーテンレール上部の空気だまりを解消

4️⃣ 床下・白蟻・下地の“見えない劣化”を先に

仕上げ材より下地の平滑・健全性が命。

  • 点検:根太・大引の含水、浴室まわりの土台、床の沈み

  • 対応:先行補修で、後の内装の仕上がりと寿命が変わる

5️⃣ キッチン・浴室・洗面・トイレの“まとめ替え”効果

水回りは同時期劣化。同時工事で養生・解体・配管を一括管理でき、コストも段取りも合理化。

6️⃣ 照明と動線のリデザインで“暮らしの質”を底上げ

明るさ=ルーメンだけじゃない。演色性・配灯・間接照明で家事も趣味も快適に。

  • 例:ダイニング上は手元影を作らない配灯、廊下は人感+保安灯で夜間も安心

7️⃣ 内装仕上げは“メンテ性”で選ぶ

見た目+掃除のしやすさが満足度の持続を左右。

  • 壁:擦り洗いOKの壁紙・汚れに強い塗装

  • 床:耐傷フロア・タイル・コルクなど生活スタイルに合わせた材


予算配分の目安(考え方)

  1. 雨仕舞・防水 → 2. 配管・下地 → 3. 断熱・窓 → 4. 水回り本体 → 5. 照明・内装
    “見えない部分”を先に整えるほど、再工事のリスクが下がる=総額を抑えられる傾向に。

住みながら工事のポイント

  • ゾーニング施工(部屋ごとに区切って順番に)

  • 粉じん対策:負圧養生・集じん機・通路養生

  • 近隣配慮:騒音タイムの共有・掲示

よくある質問(FAQ)❓

  • Q. 相見積りで注意点は? → 仕様(メーカー・品番・工事範囲)を完全一致で比較。

  • Q. 補助制度は使える? → 省エネ・バリアフリー等は自治体・国の制度がある場合あり。申請時期と条件を確認しましょう。

  • Q. 工期は? → 規模により数日〜数週間。住みながらの場合は工程分割で調整します。

まずは無料点検で“今、何を優先すべきか”を一緒に可視化しましょう。写真・動画で状態を共有し、ムダのない計画をご提案します✨

 

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嶋田工務店のよもやま話~part16~

皆さんこんにちは!

株式会社嶋田工務店、更新担当の中西です。

 

~経済的役割~

建物の新築が減少傾向にある現代日本において、リフォーム工事は単なる補修工事ではなく、経済を循環させる重要な役割を担っています。高齢化、少子化、空き家問題、環境意識の高まりといった社会課題の中で、リフォーム業界は地域と暮らしに深く根差した“再生型経済の担い手”として成長しています。

リフォーム工事が果たす経済的な意義を、消費促進、雇用創出、資源循環、地域再生、資産価値の維持といった観点から詳しく掘り下げていきます。


1. 国内消費の活性化と経済循環の起点

リフォーム工事は、家電や家具の買い替えと異なり、「住まい」という高額資産に対する大型消費の誘発効果を持ちます。

  • キッチン、浴室、トイレなどの設備更新に伴う関連商品の購入

  • 外壁・屋根リフォームにおける塗装・建材・足場など多様な工種の消費

  • リノベーションに合わせたインテリア・家電・収納の刷新

これにより、リフォーム工事は建設資材・住宅設備・流通・小売といった幅広い産業に需要を波及させ、地域経済を活性化させるエンジンの一つとなっています。


2. 雇用創出と中小事業者支援

リフォーム工事は、住宅リフォーム業者、大工、電気工事士、設備業者、内装職人など、多種多様な中小規模の事業者と職人によって支えられています。

  • 全国各地に点在する地場工務店や建設業者の主要収益源

  • 独立開業の職人や協力会社との継続的な取引関係

  • 設計士、インテリアコーディネーター、営業職、施工管理職など幅広い雇用を創出

これにより、リフォーム業界は地域雇用の受け皿としての機能を持ち、技能の伝承や若手人材の育成にも貢献しています。


3. 空き家・中古住宅市場の活性化による不動産経済の拡大

日本では空き家数が約849万戸(2023年総務省調査)とされ、これらの利活用が喫緊の課題となっています。リフォーム工事はこの空き家を価値ある資産へと変えることで、不動産市場の健全化と流通促進に寄与しています。

  • 空き家バンクと連動した再生リノベーション事業

  • 中古住宅購入+リフォームによる取引の増加

  • 投資用不動産や民泊、シェアハウスなどへの転用ニーズへの対応

これにより、“壊して建てる”から“直して使う”というストック型経済への移行が進み、建設業の新たな価値創出モデルが確立されつつあります。


4. 建物の長寿命化による公共・個人資産の保全

日本の住宅の平均寿命は30年程度とされ、欧米に比べ短いと指摘されてきました。しかし、定期的なリフォームやメンテナンスを施すことで、建物の寿命を延ばし、資産価値を維持・向上させることが可能です。

  • 断熱改修や耐震補強による住宅性能のアップデート

  • 劣化部位の交換による安全性と快適性の確保

  • 不動産担保価値の維持・上昇 → 資産活用・融資に有利

これは、住宅という個人資産の価値維持のみならず、自治体が保有する公営住宅や公共施設の更新コスト削減にもつながり、長期的な経済合理性を生み出します。


5. 環境経済との連携による持続可能な経済成長

新築に比べて、リフォームは資材使用量が少なく、廃棄物も減るため環境負荷が低い点が特長です。また、断熱改修や高効率設備の導入などにより、省エネ・脱炭素の推進にもつながります。

  • 高断熱窓や外壁塗装による冷暖房効率の向上

  • 太陽光発電、蓄電池、エコ給湯器などの省エネ設備の導入

  • グリーンリフォーム補助金や住宅エコポイントの活用

これらは環境配慮型リフォーム市場の形成を促し、環境投資としての経済効果と、新たなビジネスチャンスの創出につながります。


リフォーム工事は“暮らしの再生”を通じて経済をまわす

リフォーム工事は、単なる修繕や設備交換ではなく、資産の再構築・地域の再生・資源の循環・人材の雇用・新たな投資機会の創出を通じて、現代社会の経済活動を静かに、しかし確かに支えています。

高度経済成長期に建てられた住宅ストックの老朽化が進む中、これからの日本経済にとってリフォームは不可欠な存在。「壊してつくる」時代から、「活かしてつなぐ」時代へ。

リフォーム工事は、“住まいの未来”だけでなく、“地域と経済の未来”をも再生する力を持っているのです。

 

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嶋田工務店のよもやま話~part15~

皆さんこんにちは!

株式会社嶋田工務店、更新担当の中西です。

 

~多様化~

近年、リフォーム工事は単なる「古くなった家の修繕」や「設備の入れ替え」だけにとどまらず、ライフスタイル・社会環境・価値観の変化に応じて多様化しています。高齢化社会、自然災害への備え、空き家問題、そしてコロナ禍を契機とした住まいへの意識変化など、現代のリフォーム市場は実に幅広く、複雑なニーズに対応する業界へと進化しています。

リフォーム工事における多様化の実情を、「目的」「対象」「技術」「提供スタイル」「顧客層」の5つの視点から深く掘り下げていきます。


1. 目的の多様化:「直す」から「叶える」へ

従来のリフォームの目的は、老朽部分の修理や水回り設備の更新などが主でしたが、今では「暮らしをより良くするためのアップグレード」という意識が広がっています。

  • 性能向上リフォーム:断熱性・耐震性・遮音性の強化

  • 生活改善リフォーム:家事動線の最適化、収納力の強化

  • 趣味特化型リフォーム:音楽室、DIYスペース、シアタールーム

  • 省エネ・環境配慮リフォーム:太陽光パネル、蓄電池、エコ給湯器導入

これらは「住まいに求める価値」が多様化していることを反映しており、リフォームは“課題解決”から“夢の実現”へと変化しています。


2. 対象物件の多様化:戸建てだけじゃない

リフォームといえば、戸建て住宅を対象とする印象が強いかもしれませんが、今では以下のように対象は広がっています。

  • マンション・集合住宅のリフォーム:間取り変更や防音対応、バリアフリー工事

  • 店舗・事業所リフォーム:飲食店、オフィス、サロンなどの内外装改装

  • 中古住宅の再生(リノベーション):空き家や古民家の再生事業

  • 公共施設や学校のリニューアル:地域資産としての価値向上

これにより、リフォーム業者は単なる住宅施工業者ではなく、多用途空間の価値を再構築する「空間再生のプロフェッショナル」としての役割を担っています。


3. 技術と工法の多様化:高度化とスマート化の融合

リフォーム工事は技術面でも著しい進化を遂げています。

  • 3D図面・BIMを活用した事前シミュレーション

  • 断熱材や遮音材など高性能建材の導入

  • 部分プレハブ化やユニット工法による省施工化

  • IoT連携によるスマートホーム化リフォーム

また、限られたスペースに対して最適な提案を行う“デザインリフォーム”も注目されており、施工力だけでなく提案力も求められる時代です。


4. 提供スタイルの多様化:サービス型・体験型へ

従来の「施主からの依頼に応じる」リフォームスタイルから、より顧客の生活に寄り添う新しい提供スタイルが生まれています。

  • 定額制パッケージリフォーム(例:水回り3点セット)

  • サブスク型メンテナンスサービス(定期点検+軽微補修)

  • ショールーム体験やVR内覧を通じた納得の提案

  • リフォーム+インテリアコーディネートの一体提案

これにより、リフォームは単なる“工事サービス”ではなく、「暮らしの価値を高める提案型サービス業」へと変貌しています。


5. 顧客層の多様化:人生の節目に寄り添う存在へ

リフォームのニーズは、ライフステージの変化に応じて広がりを見せています。

  • 子育て世代向けの間取り再構成

  • シニア層向けのバリアフリー・介護リフォーム

  • 単身高齢者の安心安全対策

  • 二拠点生活やワーケーションに対応した設備追加

  • 外国人投資家による空き家購入とリノベーション

つまりリフォームは、家そのものだけでなく、住む人の人生とライフスタイルに寄り添うサービスとして、多様な顧客に応える役割を果たしているのです。


リフォーム工事は「暮らしの再編集」を担うクリエイティブ産業へ

リフォーム工事の多様化は、単なる施工の種類が増えたという話ではありません。そこには、「人の暮らし」「空間のあり方」「地域の未来」「資源の再活用」など、社会のさまざまな側面に接続しながら進化する、創造的な価値提供の姿勢が息づいています。

これからのリフォーム工事は、単に“直す”のではなく、“再編集し、新たな価値を吹き込む”仕事。暮らしの変化がある限り、リフォームの進化も止まることはありません。

 

 

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嶋田工務店のよもやま話~part14~

皆さんこんにちは!

株式会社嶋田工務店、更新担当の中西です。

 

少子高齢化、環境問題、ライフスタイルの多様化——現代の日本社会が抱えるこれらの課題に対して、住宅リフォームも大きな転換点を迎えています。これからのリフォームは、単なる「古くなった部分の修繕」ではなく、生活の質を根本から変えるための戦略的投資として注目されています。

では、近未来のリフォーム工事はどのように進化していくのでしょうか?今回はその展望を深く掘り下げてご紹介します。


1. スマートホーム化の加速

今後のリフォームでは、「スマートホーム」の導入がますます一般化すると予想されます。以下のようなシステムが標準装備となる可能性が高いです

  • 音声やスマホアプリで操作する照明・空調・セキュリティ

  • 高齢者の見守り機能を備えたセンサー付き住環境

  • エネルギー効率を自動最適化するスマート電力管理

これにより、高齢者世帯や共働き家庭の安心・安全・効率的な生活が実現されます。


2. サステナブル建材の主流化

地球環境への配慮は今後の建築業界の最重要テーマです。リフォームにおいても、以下のようなエコ素材の活用が広がっていきます

  • 再生木材やバンブーフローリング

  • 高断熱・高遮熱性の窓や外壁材

  • CO₂排出削減に寄与する塗装材や接着剤

また、リサイクル可能な素材や長寿命の部品を使った「循環型リフォーム」の需要も高まります。


3. AI・3D技術の高度化

前回の記事でも触れた3D図面やVRの導入に加え、今後はAIによるプラン自動設計も進化する見込みです。顧客のライフスタイルや趣味、家族構成に応じた「最適な空間設計」をAIが提案する時代が目前に迫っています。

また、施工現場におけるドローン調査や、ARを用いた施工ミス防止など、工事の安全性・正確性も飛躍的に向上します。


4. 多世代・多目的住宅への対応

今後の住まいは「住む」だけでなく、働く(テレワーク)、学ぶ(オンライン学習)、癒す(メンタルケア)といった複数の機能を担うことが求められます。

そのため、リフォーム工事では以下のような新しい要素が増加するでしょう:

  • 可変間仕切りによる多目的空間の設計

  • 書斎・防音室・ジムスペースなどの専用設計

  • 在宅医療や介護に対応したバリアフリーリフォーム


未来は今、始まっている

リフォームは、今後ますます「住まいの再構築」としての役割を担い、人々の暮らしに深く関わる存在になります。今からその流れを知り、未来を先取りするリフォームを選ぶことが、真の「快適な暮らし」への第一歩となるのです。

 

 

次回もお楽しみに!

 

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嶋田工務店のよもやま話~part13~

皆さんこんにちは!

株式会社嶋田工務店、更新担当の中西です。

 

リフォーム工事を成功に導く鍵は「完成後のイメージ共有」です。ところが、従来の2D図面では「想像と違った」という失敗が後を絶ちません。そこで今、業界で急速に注目を集めているのが3D図面です。

これは単なる視覚補助ではなく、「施主と設計者、施工者との信頼を結ぶコミュニケーションツール」としても重要な役割を担っています。


3D図面とは?:未来の家を“今”見る技術

3D図面とは、パソコンやタブレットを使って、空間を立体的に表示する建築ビジュアライゼーションの一種です。これにより、リフォーム後の住宅を360度の視点で確認でき、壁の色・天井の高さ・光の入り方・家具の配置など、実際の生活シーンに即した視覚体験が可能になります。


なぜ今、3D図面がこれほど注目されているのか?

1. 施主の理解力が飛躍的に向上

平面図では伝わりにくい空間の広がりや奥行き感を、3Dで直感的に把握できるため、施主の不安が減り、満足度が向上します。

2. 変更や比較が簡単に

「壁紙を変えたらどう見える?」「キッチンを対面型にすると?」といったシミュレーションがその場ででき、プラン比較が圧倒的にスムーズになります。

3. VR(バーチャルリアリティ)との融合

VRゴーグルを使えば、仮想空間の中で実際にリフォーム後の家を歩いて体験可能。まさに「未来の家をリアルに体験」できるのです。


導入事例:こんなふうに役立つ!

ケース1:間取り変更の不安を解消

2DKから1LDKに変更する際、家具の配置や生活動線が心配だった施主が、3D図面で事前確認することで安心してプラン決定。

ケース2:内装のデザイン確認

クロスや床材の色味を3パターン作成し、家族全員で選定。結果、全員が納得の仕上がりに。


今後の展望:AI × 3Dで進化する設計の未来

今後は、AIによって生活スタイルや趣味嗜好を分析し、自動で最適な間取りや内装を3D化する技術も登場しています。設計の民主化が進み、施主自身がデザイナーとしてリフォームに参加できる時代がやってきます。


リフォーム成功のカギは“可視化”にあり

3D図面は、感覚的だった「理想の家」を、現実的かつ具体的に見せてくれる頼もしい味方です。リフォームにおける失敗や後悔を防ぎ、理想に限りなく近い空間づくりを実現します。

 

次回もお楽しみに!

 

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3d図面に近づけております

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こんにちは😆
嶋田工務店です。
3d図面に近づけております。
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嶋田工務店のよもやま話~part12~

皆さんこんにちは!

 

株式会社嶋田工務店、更新担当の中西です。

 

 

未来のリフォーム:スマートで、サステナブルな暮らしづくりへ

 


前回は、リフォームがどのように環境と関わっているかをご紹介しました。今回は、これからの時代に求められる「未来のリフォーム」について掘り下げてみましょう。

社会の価値観は、“新築至上主義”から“良いものを長く使う”方向へ。
そして、テクノロジーの進化によって、リフォームの在り方もどんどん進化しています。


◆ デジタル化とスマートリフォームの可能性

 

● BIMや3Dスキャンによる設計の高度化

  • 建物の現状を3Dでデジタル化することで、改修箇所の検出・設計が迅速に。

  • 完成イメージを仮想空間で確認でき、施主と職人のミスコミュニケーションを防ぐ。

● スマートホーム導入リフォーム

  • 照明・空調・セキュリティ・家電をスマホや音声でコントロール

  • 高齢者の見守り機能や、省エネ運転による光熱費削減にも効果

● AIによる劣化診断と最適プランの提案

  • カメラやセンサーで劣化箇所を自動検出

  • 屋根や外壁などの修繕時期を“予測”し、リフォーム計画を自動最適化


◆ 地球と調和する“サステナブル・リフォーム”

 

● ゼロエネルギーハウス(ZEH)化

  • 太陽光発電・高断熱・高効率機器の導入により、消費エネルギーをゼロに近づける

  • 既存住宅でも、段階的なZEH化リフォームが可能

● 脱炭素リフォームと補助制度

  • 政府が推進する「カーボンニュートラル2050」に対応し、環境負荷の少ない家づくりを支援

  • 各自治体でも補助金制度が拡充中(窓断熱・太陽光・蓄電池 など)

● 地産地消・ローカル建材の活用

  • 地元の木材や左官素材、職人の技術を生かした“地域密着型”の改修

  • 地域経済活性化と輸送CO₂削減の両立


◆ 多様な価値観に応えるリフォームの未来

 

  • 家族構成やライフスタイルに応じた「可変間取り」リフォーム

  • バリアフリーからユニバーサルデザインへ

  • ペット共生住宅や、趣味空間の再構築など個性重視の時代へ


◆ 新しい“仕事”としてのリフォーム業界

 

  • DX(デジタル化)による働きやすさの向上

  • 女性や若者の参入を促すワークスタイルの多様化

  • デザイン性と機能性を融合した「リフォーム・コーディネーター」需要の増加


◆ まとめ:未来のリフォームは、暮らしの“再設計”

 

  • 地球にも人にもやさしい、再生型の住まいづくり

  • デジタルと職人技の融合によるスマート施工

  • 自分らしく、快適に、生涯住み続けられる家をつくる

リフォームは、家をただ“直す”だけの工事ではありません。
住む人の未来と、社会全体の環境の未来、その両方に責任を持つ“未来を設計する仕事”なのです。

 

 

次回もお楽しみに!

 

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嶋田工務店のよもやま話~part11~

皆さんこんにちは!

株式会社嶋田工務店、更新担当の中西です。

 

 

リフォームと環境問題:住まいの再生が地球を救う?

 


今回は「リフォームと環境」の関係についてじっくりお話しします。

「リフォーム」は単に古くなった家をきれいにする作業…そう思われがちですが、実は“地球環境を守る”という観点からも、非常に大きな意義を持つ工事なんです。

住宅のリフォームは、建て替えとは異なる「再利用」や「長寿命化」の側面を持ち、まさに循環型社会の要。
しかし、そこにはまだ多くの課題と乗り越えるべき壁もあります。


◆ リフォームとは?建て替えとの違い

 

  • リフォーム:既存の建物を修繕・改修して使い続けること

  • リノベーション:性能や価値を“刷新”する大規模な改装(広義ではリフォームに含まれる)

  • 建て替え:建物を一度壊し、新たに建て直すこと

リフォームは、今ある構造体や資材をできるだけ生かして使う「再生型」の工事です。これが、環境への配慮において非常に重要なポイントになります。


◆ リフォームと環境負荷:その実態とは?

 

リフォームは“エコ”なイメージがありますが、内容によっては逆に環境負荷を高めてしまうこともあります。

● 廃棄物の発生

  • 解体や撤去時に発生する廃材(壁材、断熱材、床材など)は産業廃棄物となります。

  • アスベスト含有建材や古い塗料など、有害物質が混じる場合もあり、適切な処理が求められます。

● エネルギー消費と排出

  • 工事で使う電力や燃料、搬入出の車両が出す排ガスなども見逃せません。

  • 特に断熱改修のための新材搬入や重機使用がある場合、相応のエネルギーが必要となります。

● 騒音・粉じんなどの生活環境への影響

  • 室内リフォームでも音や振動、ほこりが発生します。

  • 近隣住民とのトラブルや健康リスクにも注意が必要です。


◆ 環境にやさしいリフォームを目指す取り組み

 

こうした課題に対し、現在ではさまざまな「環境配慮型リフォーム」の取り組みが始まっています。

● 再利用・再生資材の活用

  • 古材やリユース建材を用いた施工が増加。

  • 古建具や無垢材をそのまま再利用することで、廃棄物も資材費も削減。

● 省エネ性能の向上

  • 窓・断熱材・高効率給湯器など、断熱性や省エネ性を高めるリフォームは、施工後のエネルギー消費を削減。

  • 脱炭素社会への貢献として国も補助金を用意。

● 自然素材・低VOC建材の使用

  • 化学物質の少ない自然素材(珪藻土、無垢材、自然塗料など)で、施工中・居住後の空気質改善を実現。

  • 室内環境と住む人の健康に配慮。


◆ 工事会社・施主ができる環境配慮とは?

 

  • 事前の丁寧な現地調査と資材の適正見積もり

  • 資材の過剰発注・廃材発生の抑制

  • 分別解体・適正処分の徹底

  • 近隣への環境配慮(防音・防じん・説明責任)

リフォームは“直して住み続ける”という選択。
これは、単に住宅の寿命を延ばすだけでなく、地球の資源を守る行為でもあるのです。


次回は、「じゃあこれからのリフォームってどうなるの?」という未来の視点から、技術革新や価値観の変化、そしてスマート&サステナブルな社会に向けたリフォームの役割を深掘りしていきます!

次回もお楽しみに!

 

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メルカ月町3店舗

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こんにちは😆
嶋田工務店です。
今回はメルカ月町でテナントを
超ハードでしたが
3店舗工事を行いました👷
25日からオープンなので是非遊びに来てください😆
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嶋田工務店のよもやま話~part10~

皆さんこんにちは!
株式会社嶋田工務店の更新担当中西です。

 

嶋田工務店のよもやま話~part10~

今回は、設計についてです。

ということで、リフォーム工事における設計の進め方・ポイント・注意事項を、設計者と施主の両視点から深く解説します。

 

リフォームは「古くなったところを直す作業」と思われがちですが、実はそれだけではありません。暮らし方・使い方・動線・機能性・将来性までを見直す“生活の再構築”こそが、リフォーム設計の本質です。

設計次第で、同じ工事でも暮らしやすさ・資産価値・満足度が大きく変わります。


🧭 1. リフォーム設計とは何か?“図面”ではなく“暮らし”を描く

新築と異なり、リフォームでは既存の構造・配管・法的制約の中で最適なプランを考える必要があります。つまり、制約が多い分、設計者の経験と創造性が問われる分野です。

リフォーム設計の役割

  • 現状の課題と希望をすり合わせ、プラン化する

  • 配線・配管・構造との整合をとる

  • コスト・工期・施工性を見据えて現実的に落とし込む


📐 2. リフォーム設計の基本ステップ

◯ ステップ①:ヒアリングと現地調査

  • ご家族構成、将来設計、生活パターンをヒアリング

  • 「ここが使いにくい」「こうしたい」などの不満と希望の言語化

  • 構造・給排水・電気容量などの制約調査

→ 設計者が現地に足を運び、目視と計測で寸法・劣化状態・動線をチェック

◯ ステップ②:ゾーニング・空間計画

  • 空間全体を「用途別に整理」(例:LDK、水回り、収納)

  • 開放感とプライバシー、動線と視線のバランスを設計

  • 特に家事動線・回遊性・採光計画が満足度に大きく影響

◯ ステップ③:詳細図面の作成と仕様決定

  • 平面図・展開図・照明配置・設備レイアウトの作成

  • 床・壁・天井・建具・キッチン・ユニットバスなど、仕様書で明確化

  • ショールーム同行やサンプル確認も設計フェーズに含まれる


🏗 3. 設計時の具体的な検討事項と注意点

◯ 構造との整合性

  • 戸建て木造住宅では耐力壁の変更に注意(構造計算が必要な場合あり)

  • マンションでは共用部との接続(給排水立管など)に制約あり

  • 天井裏・床下のスペース確認(配線・ダクトの通し替えが必要なことも)

◯ 設備・配管との整合性

  • キッチン・洗面・浴室などの給排水経路の再配置にはコストがかかる

  • 電気容量アップ(分電盤増設)も古い住宅では設計段階から確認が必要

  • インターホン・コンセント・ネット配線の再計画も忘れずに

◯ 収納計画

  • 奥行・高さ・使い勝手までミリ単位で設計

  • “魅せる収納”と“隠す収納”を使い分けて生活感をデザイン

  • ファミリー層なら「玄関収納・食品庫・リネン収納」も重要ポイント


🛋 4. デザイン・インテリアとの連動

設計と内装はセットです。図面の中で空間の雰囲気をどう表現するかが、満足度に直結します。

◯ 材料選定

  • フローリング(無垢材、突板、フロアタイルなど)

  • 壁材(クロス、塗り壁、板張り)

  • 建具やキッチン扉の面材カラー選びも設計者と連携を

◯ 照明計画

  • 照明は設計段階で配置と回路を決定

  • ダウンライト、ペンダント、間接照明のシーン別使い分け

  • スイッチの位置・回路分け・調光調色も設計上の要素


📊 5. 設計とコストの関係性

設計によって工事費は大きく変わります。

設計要素 コストに与える影響
水回りの移動 高コスト(配管延長・床開口が必要)
造作家具 オーダーは高額だが空間にフィット
間取り変更 壁撤去・新設、構造補強が発生する場合も
断熱改修 長期的にランニングコスト低下

コストと効果のバランスを設計段階でしっかり見極めることが重要です。


🧾 6. 設計者との連携のコツ

◯ 情報は“見える化”して共有

  • 雑誌の切り抜きやPinterest、SNSの画像などを活用

  • 「この家のここが好き」など直感的な感覚も設計者に伝える

  • 「NGポイント」も明確にする(例:暗い色は嫌、タイルは掃除が面倒など)

◯ 生活のシミュレーションを一緒に行う

  • 朝の家事動線

  • 子どもの登校準備

  • 室内干し・外干しの流れ

  • ゴミ出しや収納のタイミング

→ こうした具体的な生活リズムに寄り添った設計が、満足度の高いリフォームを生みます。


✅ 設計は“リフォームの設計図”ではなく“暮らしの未来図”

リフォーム設計とは、単なる間取りの変更や図面作成ではありません。
「どんな暮らしをしたいか?」という夢を、現実の中で形にする仕事です。

設計で意識すべき5つの要素

  1. 家族構成と将来設計

  2. 動線・収納・採光の最適化

  3. 設備・構造・法規との整合

  4. インテリア・照明との一体感

  5. コストと効果のバランス管理

 

 

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