皆さんこんにちは!
株式会社嶋田工務店の更新担当中西です。
嶋田工務店のよもやま話~part10~
今回は、設計についてです。
ということで、リフォーム工事における設計の進め方・ポイント・注意事項を、設計者と施主の両視点から深く解説します。
リフォームは「古くなったところを直す作業」と思われがちですが、実はそれだけではありません。暮らし方・使い方・動線・機能性・将来性までを見直す“生活の再構築”こそが、リフォーム設計の本質です。
設計次第で、同じ工事でも暮らしやすさ・資産価値・満足度が大きく変わります。
🧭 1. リフォーム設計とは何か?“図面”ではなく“暮らし”を描く
新築と異なり、リフォームでは既存の構造・配管・法的制約の中で最適なプランを考える必要があります。つまり、制約が多い分、設計者の経験と創造性が問われる分野です。
リフォーム設計の役割
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現状の課題と希望をすり合わせ、プラン化する
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配線・配管・構造との整合をとる
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コスト・工期・施工性を見据えて現実的に落とし込む
📐 2. リフォーム設計の基本ステップ
◯ ステップ①:ヒアリングと現地調査
→ 設計者が現地に足を運び、目視と計測で寸法・劣化状態・動線をチェック
◯ ステップ②:ゾーニング・空間計画
◯ ステップ③:詳細図面の作成と仕様決定
🏗 3. 設計時の具体的な検討事項と注意点
◯ 構造との整合性
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戸建て木造住宅では耐力壁の変更に注意(構造計算が必要な場合あり)
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マンションでは共用部との接続(給排水立管など)に制約あり
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天井裏・床下のスペース確認(配線・ダクトの通し替えが必要なことも)
◯ 設備・配管との整合性
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キッチン・洗面・浴室などの給排水経路の再配置にはコストがかかる
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電気容量アップ(分電盤増設)も古い住宅では設計段階から確認が必要
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インターホン・コンセント・ネット配線の再計画も忘れずに
◯ 収納計画
🛋 4. デザイン・インテリアとの連動
設計と内装はセットです。図面の中で空間の雰囲気をどう表現するかが、満足度に直結します。
◯ 材料選定
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フローリング(無垢材、突板、フロアタイルなど)
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壁材(クロス、塗り壁、板張り)
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建具やキッチン扉の面材カラー選びも設計者と連携を
◯ 照明計画
📊 5. 設計とコストの関係性
設計によって工事費は大きく変わります。
コストと効果のバランスを設計段階でしっかり見極めることが重要です。
🧾 6. 設計者との連携のコツ
◯ 情報は“見える化”して共有
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雑誌の切り抜きやPinterest、SNSの画像などを活用
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「この家のここが好き」など直感的な感覚も設計者に伝える
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「NGポイント」も明確にする(例:暗い色は嫌、タイルは掃除が面倒など)
◯ 生活のシミュレーションを一緒に行う
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朝の家事動線
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子どもの登校準備
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室内干し・外干しの流れ
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ゴミ出しや収納のタイミング
→ こうした具体的な生活リズムに寄り添った設計が、満足度の高いリフォームを生みます。
✅ 設計は“リフォームの設計図”ではなく“暮らしの未来図”
リフォーム設計とは、単なる間取りの変更や図面作成ではありません。
「どんな暮らしをしたいか?」という夢を、現実の中で形にする仕事です。
設計で意識すべき5つの要素
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家族構成と将来設計
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動線・収納・採光の最適化
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設備・構造・法規との整合
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インテリア・照明との一体感
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コストと効果のバランス管理
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